カンボジアのまさとです。
僕は新卒でカンボジアに飛び込み早5年が経過し、海外生活が6年目に突入しました。
カンボジアに来る前までは、「海外で仕事をすること」や「海外の転職事情」についてまったく知りませんでしたが、こうやって海外での生活が長くなると自然と詳しくなってくるものですね。
そこで今回は、
という疑問に答えていきたいと思います。
これから海外就職(転職)を検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
海外の就職・転職事情について
まずはじめに、日本での就職事情と海外での就職事情はまったく別物であるという前提を理解する必要があります。
ここでは、海外では転職とはどのようなものとして捉えられているのかを解説します。
転職はキャリアアップとして当たり前
日本ではまだまだ終身雇用の意識が根強く残っているので、一つの企業で勤め上げることが誠実とされています。
しかし、欧米などでは数年に一度、キャリアアップのために転職することはごく普通のことで、これはカンボジアも同じです。
なぜ海外にはこのような風潮があるかというと、海外では、
- どんなスキルを持っているか?
- これまでどんな仕事をし、どんな経験を積んでいるか?
- できること(得意分野)はなにか?
というポイントを軸に、業務内容を雇用の段階で決める「限定雇用」が一般的だからです。
これとは逆に、日本の場合は企業に入ったのち、企業側の都合によって配属を決める「非限定雇用」が一般的です。
この方法のどちらが良いのかというのは、メリットとデメリットがそれぞれあるので一概には説明することはできませんが、海外ではスキルや経験がない分野での雇用は難しいため、スキルを磨くためにキャリアアップとして転職をするのが一般的とされているんですね。
だから海外にある日系企業の多くは、日本人でも現地の方でも1年から3年以内に会社を辞めることに対して、それほどネガティブなイメージはありません。(もちろん企業側としては、できれば長く働いて欲しいという思いを持っていることは変わりませんが。。)
転職回数は関係ない
日本では転職を繰り返すと「履歴書の職歴が汚れる」というような言い方をしますが、終身雇用制度が破綻した現在、そんな紙切れのことを気にする必要はないです。
上の説明でもあるように、海外では転職をすることはマイナスではないので、転職回数が多い=悪い なんてことはありません。
大切なのは回数ではなく、「持っているスキル」と「実績」です。
いま、海外就職(転職)をおすすめする理由
僕がカンボジアへ来た2013年には、働いてる20代の日本人はほとんどいませんでした。
しかし、現在カンボジアでは20代の若者がめちゃくちゃ増えたこともあり、
なんて会話は起こらなくなりました。(ちょっぴりさみしい)
これはおそらくカンボジアだけに限った話ではありません。
なぜなら、現在では海外求人を扱う転職サイトやエージェントが急増し、海外就職へのハードルが大きく下がったからです。
ここからは、いま海外就職(転職)をおすすめする理由を紹介します。
新卒者の受け入れ日系企業が急増
僕がカンボジアに来た2013年は、新卒で海外就職という選択肢は珍しく、三度のソフトテニス日本一を経験した新卒男子が、内定辞退してカンボジアで働く理由。という記事がバズりました。
当時僕はいろいろな方から、
とか
みたいなことを毎日のように言われました。
しかし、今では多くの就職サイトで、海外拠点の企業の新卒求人を紹介していることもあり、新卒で海外へ出るという選択肢は一般的になりました。
転職の求人情報が豊富
外務省が発表した「海外進出日系企業実態調査」の結果によると、平成28年時点で海外に進出している日系企業の総数・人数ともに増加傾向です。
これはつまり海外拠点の日系企業が増えている証拠であり、働ける場所が増えているということになります。
この記事の最後に紹介しますが、現在では多くの海外への転職情報を紹介するサイトやエージェントがたくさんあります。
これらのサービスを使えばだれでも簡単に海外にある仕事を探すことができ、自分のやりたい仕事を選ぶことができるので、海外への転職のチャンスはだれにでもあるのです。
日本語のみでも働くチャンスあり(語学不問)
上で紹介しているように、日本人が海外で増えているということは、その日本人を顧客としたサービスができるため、日本語人材が必要になります。
そうなった場合、英語が話せなくて日本語のみでも仕事が見つかる可能性があります。
しかし、これは一方でリスクでもあるので、何がリスクかわからない方は、以下の記事を参考にしてください。
海外就職・転職活動の方法とは
海外で就職・転職するためには一体何から始めればいいのか?ということを紹介します。
基本的には海外にある企業に就職する場合の選択肢は、大きく分けて駐在員と現地採用の二つです。
この2つの違いは以下のとおり。
海外駐在員:日本側で雇用されて、海外赴任を任される
現地採用:現地の日系企業や外資系企業に直接雇用される
基本的には海外駐在員というのは会社側からの指令である場合がほとんどであるため、自ら希望していけるかどうかはわかりません。
しかし、一方で現地採用であれば自らが希望して海外へ出ればいいので、だれにでもチャンスはあります。
そこで現地採用を狙った海外就職・転職へのステップは以下のとおり。
- 海外の企業の求人を取り扱っている転職サイトやエージェントへ登録
- 行きたい国を決めて求人を探す
- 応募・面接
以上のように、日本にいながら現地採用を狙うのであれば、海外の企業の求人を取り扱っている転職サイトやエージェントの利用は不可欠です。
そこで以下では海外就職・転職に強いオススメの転職サイト・エージェントを紹介します。
おすすめの求人サイト
海外への就職・転職をしたいと考えているのであれば、どの転職サイト・エージェントを使うかで実現までのスピードは大きく変わります。
今では多くの転職サイトで求人自体は扱っていますが、サービス提供側からのサポートが弱ければ採用を決めるまでに時間がかかってしまいます。
より早く自分に合った求人や仕事を見つけたいと思うのであれば、ぜひ以下で紹介するサービスがおすすめです。
ここからは無料で利用できる転職サイト、転職エージェントのみを紹介します。(随時追加)
doda
旧インテリジェンス、現パーソルキャリアが運営するDODAでは、海外勤務・外資系企業・英語力を活かした転職、求人情報が満載であるため、初めて海外へチャレンジする方にオススメのサービスです。
ここでは、専任のキャリアアドバイザーが最適なキャリアを提案するエージェントサービスを無料で利用できるため、初めてで不安な方でも安心して転職活動を始められます。
dodaのエージェントサービスでは、
- 職務経歴書の作成
- 面接対策
- 企業とのスケジュール調整
などを行ってくれるので、スピーディーかつ確実に海外就職・転職活動を進めることができます。
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パソナキャリア
パソナキャリアは、日本国内の求人も多く扱っていますが、同様に海外の求人もいくつか扱っています。
2018年が4月現在では、アジアを中心として世界中の求人が紹介されています。
求人内容を見る限り、現地採用の給与よりも高めに募集されている求人もいくつかあるようなので、海外で働く+しっかりと給料も欲しい!という方は、早めに登録してチェックしておきましょう。
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海外就職・転職にハードルはない
海外への日系企業の進出が活発になっていることもあり、日本語人材としての仕事であれば、英語を必要とせずとも海外就職は実現できます。
そうとは言っても、英語が話せると仕事の選択肢を大幅に広げられるので、もし数多くの仕事の中から選択したいと思うのであれば、DMM英会話や【BizEnglish(ビズイングリッシュ)】を活用して、短期集中で英語を身につけるのもアリです。
いずれにしても、インターネットが自由に使える今、海外への就職はだれにでも可能になり、そこにハードルはなくなりました。
海外就職へ興味がある方は、ここで紹介している転職エージェントやサービスをうまく活用して、海外就職を実現させましょう!
日本国内での転職も検討したい方は、以下でオススメの国内に強い転職エージェントとWebサイトを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。