海外生活4年目の僕が海外で就職することをオススメしない3つの理由

カンボジアのまさとです。

こないだの5月3日でカンボジアに来て丸3年が経ち、遂にカンボジアの在住歴が4年目に突入しました。

今思えばあっという間だったと思う反面、まだたったの3年しか経っていないのかとも思います。

この3年間はソフトテニスをしてきた12年間に匹敵するくらい学ぶことがたくさんありました。

初めてカンボジアに来た時には、予想できなかったことを今の自分がさせていただいており、また1年後や2年後には何をしているのか全く想像ができません。

 

今後が楽しみ。わくわく。

 

そこで今日は大学を卒業するまでテニスコートを離れたことのなかった僕が、海外生活を3年間終えて感じたことをまとめていきます。

 

今回は海外生活4年目の僕が海外で就職することをオススメしない3つの理由について書いていきます。

 

海外就職のパターンは2つ

 

読み進める前に知っておいて欲しいのは、海外就職には2パターンあるということです。

  1. 日本に本社のある会社から駐在員として派遣されてくる場合(日本の給料+海外手当)
  2. カンボジアにある日系企業での現地採用(現地の生活水準の給料)

 

この1の場合には、カッコ内見ればわかると思いますが、給料も福利厚生も手厚いので、今回のお勧めしないほうには該当しません

僕が紹介する海外就職をお勧めしないというのは、2のほうなので予め理解しておいてください。

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海外就職への理想と現実は絶対に一致しない

 

僕は大学までソフトテニスしかしたことがなかったので、海外での生活がどのようなものであるのか?

海外で働くということがどういうことなのか?

ということがわかりませんでした。

 

そのため、特に描いていた理想な海外生活というものはありませんでした。

カンボジアでの生活を3年経て思うのは、僕は最初から特に理想を描いていなかったことが、今でもいられる理由になっているんじゃないかなと思います。

 

たいてい多くの同年代は、一年を過ぎたくらいに、今の自分の生活と自分の理想を照らし合わせ、理想が高かった人ほど、そのギャップに耐えきれなくなり、日本へ帰る決断をしています。

 

僕が3年前にお友達になって、当時一緒に夢を語った同年代のメンバーはほとんど残っていませんし、僕自身も一年過ぎた頃に、入社した会社を辞めています。

 

 

海外就職に興味を持っている人は、どのような海外生活をイメージしているでしょうか?

きっと休日は外国人の友達と一緒に海へ遊びに行って、夜はおしゃれなBARへ行って外国人の友達とお酒を飲むなんて華々しいイメージを持っていたりするのではないでしょうか。

 

もちろんゼロではないですが、その理想の生活が送れる人はあまり多くないのが現状なのです。

その理由は以下の通りです。

 

海外就職の現地採用の給料は大学生のアルバイト程度

 

日本語しか出来ない人が海外で働くためには、日系企業に勤めるということになり、大手の会社から派遣されてくる人以外は現地採用になります。

他の国はよく知りませんが、カンボジアで言えば現地採用で雇われると大体$500〜$1000くらいが相場です。

 

もちろんそれよりもらっている人もいますが、多くても$1500前後ではないでしょうか。

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それ以上もらえる人は本当に稀です。日本円にしたら55,000円から110,000円くらいが相場ということになります。

 

カンボジアで$500もらえるカンボジア人の人材は、日本語・英語・クメール語の3カ国が話せて、パソコンも使えるレベルの人材になるので、はっきり言って経験を積みたいと思う日本人を雇うくらいであればカンボジア人を雇った方がいいのです。

 

 

また、いくら物価が安いカンボジアといっても、ローカル料理以外の物価は日本とそれほど変わりません。

むしろ割高なものの方が多いかもしれません。

もちろん、日本よりは安くフレンチが食べれたり、イタリアンを食べることはできるかもしれませんが、そんなびっくりするほど安くありません

 

きっと現地採用の給料が安いのは、ほとんどの国が同じだと思います。

そんな中で日本円にしたらアルバイト並みの給料で雇われていれば、どのような生活になるのかは、僕が説明しなくてもある程度想像がつくのではないでしょうか。

 

だから僕は、「ランサーズ」「クラウドワークス」などのクラウドソーシングでライティングなどの案件を受注して副業をしていました。

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日本語を使えない交友関係を発展させるのは結構大変

 

カンボジアに来た当初、僕は英語もクメール語もできませんでした。

今も決してできます!と言えるレベルではないものの、コミュニケーションを取ることはできるようになりました。

語学留学ならいいですが、言葉の通じないストレスというのは想像以上にしんどく、さらには仕事をしながらとなると結構大変です。

 

海外にいれば勝手に英語が話せるようになると聞いたことがありましたが、しっかりと時間をとって勉強しないと難しいと思います。

旅行であればノリと勢いで外国人と楽しく過ごすことはできますが、生活をし始めるとなかなかそうはいかなくなってきます。

 

仕事を教えてくれる人は誰もいない

 

僕は新卒でカンボジアへ来たこともあって、ビジネスマナーや社会人としての当たり前な言葉遣いというのを一切学びませんでした。

 

そのため、僕はカンボジアに来た1年目は社会人の土台がない失礼の塊であったため、毎日のようにお客さんに怒られ、時には胸倉を掴まれて怒鳴られたりしていました。

だから、当時は毎日のように自分が一人前の社会人になれていないのに海外にいて大丈夫なのかと悩んでいました。

 

しかし、今となっては、僕にはそのように怒ってくれた方達がいてくれたおかげで、今こうして社会人として必要なことを海外にいながら学ばせてもらうことができたので、怒ってくださった方々にはとても感謝しています。

 

当時はあまりにも毎日怒られるので凹んでいましたが、もしこれが誰も言ってくれていなかったら…と思うと、今頃とんでもないモンスター社会人になっていたかもしれないと怖くなります。

それを踏まえて以下のような人は海外で就職することをオススメしません。

 

誰かの教えを待ち、自分で考えて動けない人

 

日本の企業では新入社員には先輩がついて、一年間手取り足取り教えてくれる制度があるようなので、間違っていることは間違っていると教えてくれます。

しかし、海外に出るとその土台はあって当たり前であるのと、それほど多く人材を抱えている会社も多くないので、担当の先輩がついてくれて教えてくれるようなことができないのが一般的です。

 

そのため、お金をもらいながら仕事を学べる日本の企業というのは、本当に素晴らしいと思うので、社会人として最低限のレベルになるまでは日本で働いた方がいいと思います。

 

英語を話せないなら海外就職をするべきではない

 

これは僕が言ったら説得力は皆無ですが、もし英語ができなくて海外で就職したいと考えている人がいるのであれば、絶対にやめたほうがいいです。

その理由は、英語が話せない人が海外の日系企業で与えられる仕事は、日本人の対応や日本とのやりとりがほとんどだからです。

 

これも理想と現実のギャップで多くの人が帰国してしまう原因ですが、

「海外にいるのに日本人としか話しもしないし仕事もしないから、海外にいる気がしない。日本と同じような仕事しているのに、日本よりも給料が安い」

と感じるのです。

 

海外にいるから特別仕事に変化があるのかといえばそんなにありません。

ただ、英語が話せる人にとっては、多くの外国人と一緒に仕事ができるのは、考え方が違うことが多いので、とても面白いと思います。

日本語のみしか話せず、目的が海外で働くというだけであればいいのかもしれませんが、キャリアアップと考えているのであればお勧めできません

 

しかし、日本で英語を勉強しておくことでその問題はある程度解消できるので、将来的に海外で働きたいのであれば、まずは英語初心者に人気なDMM英会話産経オンライン英会話などを活用しての英会話学習がおすすめです。

 

モチベーション管理が難しい

 

これは社会人であれば当たり前でしょ!と言われるかもしれませんが、海外ではモチベーションを上げることが難しかったりします

その理由は、日本であればストレス解消をすることができる選択肢がたくさんありますが、海外にいるだけでその選択肢が一気に減ります

 

例えば、日本では休日に地元の友達と会って、リフレッシュをしたり、連休に実家に帰って家族に会ったりなど、モチベーションが落ちた時の上げる方法がたくさんあります。(もしかしたら地方から上京する人とかも同じかも?)

もちろん、海外での生活でしか楽しめない部分もありますが、自分自身でモチベーションをコントロールできない人は、海外生活を長続きさせることは難しいと思います。

 

チャレンジするなら失敗しない就活を

 

今回はかなりネガティブに書いていますが、そうは言っても僕はカンボジアに丸3年いますし、これからもいる予定です。

なんだかんだ海外への就職には賛成派です。笑

 

今では多くのエージェントが海外求人を紹介しているので、もし海外への転職を失敗させたくないなと思うのであれば、無料で利用できる業界最大級の求人数を誇るdodaエージェントサービス豊富なグローバル求人を扱うリクルートエージェントを活用しましょう。

 

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だから、この記事を読んでも「そんなの行ってみなきゃわかんないじゃん!」って人はきっとうまくいくと思うので、海外就職にチャレンジしてみてください!

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