海外在住歴6年目のまさとです。
海外就職を失敗しやすい人の特徴って何かあるのかな?
という疑問や不安を持つ方のために、海外在住歴6年目のぼくが、これまで見てきた海外就職で失敗してしまう人のパターンを紹介します。
▼この記事はこんな人におすすめ
- 海外就職で失敗したくない人
- 海外就職で失敗する人の特徴を知りたい
こんな人は海外就職が失敗しやすい!
この記事を書いているぼくは、もともと新卒でカンボジア就職をし、その後独立をして今に至ります。
カンボジアでは借金を背負って、全財産を失ったり、大切な仲間を失ったりしましたが、いまではなんとか立ち直り、自分の会社も3期目に突入しました。
カンボジアで全財産失った話はこちら。
過去にいろいろ辛い経験をしたぼくですが、現在では海外で仕事をし始めて6年が経ち、これまでたくさんの出会いと別れを経験しました。
そんな中でぼくは海外就職に失敗して日本へ帰ってしまった人をたくさんみてきたので、どんな人が失敗しやすいのかという共通点を見つけました。
ここでは、海外就職が失敗しやすい人の特徴を紹介します。
英語ができない
英語ができなくても海外で働くことはできますが、実際あんまり面白くありません。
ぼく自身、新卒でカンボジアに来た際には、まったくと言っていいほど英語を話すことができなかったこともあり、相手にするお客さんは日本人ばかりで、使う言葉も日本語ばかりでした。
最初はそれでも「海外にいる」ということだけで納得していましたが、それも長くは続かなく、だんだんとつまんなくなってきます。
やっぱり海外にいるのであれば、現地の人や日本人以外と交流してナンボです。
だからこそ、海外就職を失敗しないためにも、日本にいるうちに最低限度の日常会話レベルまで身につけてきましょう。
日本人以外の友だちが圧倒的に少ない
海外に出てくると、最初は多くの人が「現地の友だちいっぱい作ろう!」みたいになりますが、ことばの違いや文化の違いなどによって、結果的に日本人同士でしかつるまなくなってしまうことがよくあります。
日本人同士でつるむことが悪いわけではありませんが、現地人と仲良くなれなかったら、なかなかその国に愛着が持てなかったり、そこにいる理由も失ってしまいやすいので、あまりオススメできません。
単純に海外に出てきてさみしいと感じることがあるのはわかりますが、せっかくなら海外でしかできないことを優先すべきですよね。
現地を見ないで決める
海外就職をしたいのであれば、その国がどんな感じなのか?ということは事前に行って見ておくべきです。
ただ海外に行きたいからという理由で、国はどこでもいいというのは高確率で失敗します。
現地へ行って見るポイントは以下のぼくのツイートを参考にしてみてください。
海外就職したいなら働きたい国を一度自分の目で見ておくべき。
見るべきポイント
・食生活
・家の環境
・街の雰囲気
・今の自分のレベルで言葉がどれくらい通じるか
・現地採用の給与相場
・友達できそうか海外では自分が適応するしかないので、現地で生活するイメージができるかどうかが超大事。
— 荻原雅斗@カンボジア (@masato_ogiwara) 2018年9月11日
海外は日本ではなく、文化も言葉もぜんぜん違うので、海外就職を失敗しないためにも現地を見ることは重要です。
自主的に考え行動できない
海外では、ギリギリの人数で会社を運営している企業も少なくないので、日本の大企業のように人材教育制度が整っていない会社がとても多いです。
そのため、
とか、一つの仕事が終わるごとに
みたいな指示待ち人間みたいな人や、自分で考えて行動できない人にとってはかなりしんどい環境だと思います。
日本のように上司がチェックしてくれる環境がないケースが多いので、たとえ失敗してしまったとしても、わからないことは自分で調べたり、自分で考えて行動できる力が必要です。
海外就職で失敗しにくくするために
ぼくが考える海外就職で失敗しない方法はこの2つです。
- バックパッカー就活
- 現地を見る→海外就職に強い転職エージェントを利用する
それぞれをもう少し掘り下げて解説してみます。
バックパッカー就活
最近若者を中心に増えている海外への就活スタイルとして、バックパッカー就活があります。
バックパッカー就活とは、
働きたい国へ片道切符で飛び込み、そこで現地の日本人や働いている人に会って情報収集を行うことで、働きたい企業を探しだし、実際に面接まで取り付けてしまうという就活スタイル(引用元:バックパッカー就活で海外就職を実現!成功させるためのコツや気をつけるポイントを解説)
のことで、自ら背水の陣にすることで意地でも海外で働くことを実現する方法です。
この就活スタイルでは、まとまった時間が必要であったり、現地で活動する費用が準備できないといけないので、カンタンではありませんが、より自分にあった企業を探しやすいというメリットもあります。
バックパッカー就活の詳細についてはこちらを参考にしてみてください。
現地を見てから転職エージェントを活用
これはわりと王道の失敗しにくい最強パターンです。
手順は以下のとおり。
- 働きたい国を決める
- 実際にその国に行ってみる
- 海外に強いエージェントへ登録
- 行きたい国の案件をピックアップ
- キャリアコンサルタントへ相談
- キャリアコンサルタントが内定までをサポート
ちなみにぼくがこれまで多くの方に出会って聞いたなかで信頼できる海外に強い転職エージェントはこちら。
・dodaエージェントサービス:海外就職ノウハウが充実 & 手厚いサポート
・リクルートエージェント:豊富な求人数と手厚いサポート
・パソナキャリア:現地のリアルな情報をゲットできる
ほんとうにエージェントって頼りになるの?利用するメリットあるの?と疑問に思う方は、こちらの記事で海外就職の際にエージェントを活用するメリットを詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
海外就職に失敗しやすいパターンにハマらない!
海外就職を失敗してしまう人のパターンを見て気づいた人もいるかもしれませんが、失敗する人に共通するのは、「自分の思っていた想像と違った」ということばかりです。
事前にある程度正しいイメージができていれば、海外就職する前と後で大きなギャップを感じることも少ないので、現地で働き始める前にある程度自分がそこで働くイメージを作る努力をするようにしましょう。
若いうちの失敗はいい経験になるので大切ですが、失敗しなくてもいい失敗はしなくてもいいと思うので、大切な時間を失わないためにも、失敗しやすいパターンにはまらないように気をつけてくださいね。
働きたい国が決まって現地調査が済んでいる人は、無料で利用できる海外就職に強い転職エージェントを利用して、早速自分に合った求人があるかどうかを探してみましょう。
▼海外就職に強い転職エージェントはこちら
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・リクルートエージェント:豊富な求人数と手厚いサポート
・パソナキャリア:現地のリアルな情報をゲットできる
海外就職に強いエージェントの紹介についてはこちらの記事がよく読まれています。