カンボジアのまさとです。
自分が20代のくせに『20代のきみへ』とかいう生意気なタイトルで失礼します。
僕は5/3でカンボジアに来て丸4年が経過しました。
ハフポスやアブローダーズに記事をご掲載いただいたこともあって、これまで多くの方からメッセージをいただき、以下のようなやり取りをしました。
だいたいこういう人は僕の予想では海外就職をしません。
僕は海外就職がすべてだとは思っていないので、決して否定はしませんが、せっかく海外へ出たいという思いを持ってるのに、実現しないで終わってしまう人が多いような気がします。
やりたいならやろうぜ、っていう。
今回はそんな”いつか”海外就職したいという人がいつまで経っても日本から出られない理由を紹介します。
海外就職したいけど日本から出られない理由
僕が考える日本から出られなくなってしまう理由は大きく分けて2つあります。
出られない理由①:結婚する
(引用:平成28年度内閣府少子化対策白書)
まず一つ目は「結婚」です。
上の内閣府少子化対策白書のデータによると、最新(2014年)の平均初婚年齢は、
・男性が31.1歳
・女性が29.4歳
ということがわかります。
つまり、大卒の人が社会人になってから結婚するまでに、男性であれば約9年間、女性であれば約7年半しかないわけです。
だから“いつか”と言っている間にみんな結婚適齢期を迎え、多くの人が結婚という選択肢をとり、結果的に海外へ出るタイミングを失ってしまうのです。
もちろん結婚してからでも海外でチャレンジすることもできますが、単身で好き勝手チャレンジすることと比較して、守るべき人がいるわけですからリスクはあるし、チャレンジできる幅も狭まりますよね。
ちなみに僕は、いろんな人から「まさとは結婚できなそう」とか、「結婚願望ないでしょ?」と言われることがありますが、僕は自慢できるくらい本当に幸せな家庭で育ったので、自分自身も自分が育って来たような家庭を作りたいという思いがあります。
なので、タイミングがあれば結婚して子どもも欲しいと思っています。
出られない理由②:日本でそこそこ良い給料になる
(引用:年収ラボ)
これは国税庁が発表した平成26年の民間給与実態統計調査結果です。
結果を見て分かる通り、大体の人は25歳から29歳にかけて年収がアップします。
「石の上にも三年」と言われながら日本で下積みをして来た人にとって、25歳からの年収アップというのは、なんとも言えない喜びですよね。
勤める年数が長ければ長くなるほど、収入もアップし、金銭的にも余裕が出て、仕事も後輩ができたりと余裕が出てくる中で、誰がそんな積み上げて来たものを、未知なる海外就職のために捨てることができるでしょうか。
きっとほとんどの人はその石の上に積み上げて来た3年ないしは4年、5年というのを捨ててまで海外就職はしないと思います。
しかも英語もできない、留学経験もない人という全くの初海外であれば、カンボジアに現地採用で就職した場合、よくても年収は25-29歳の平均の3分の1くらいになっちゃいます。よくても。
そう考えたときに、「やっぱこのまま日本で安定を選べばいいかー」となるわけです。
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海外就職のタイミングは”今”しかない
海外就職を本気でしたいと思っている人であれば、そのタイミングは“いつか”ではなくて、“今”しかないです。
その理由は前述の通り、年齢を重ねれば重ねるほど「諦めがつく理由」がどんどん増えていくからです。
これは海外就職に限ったことではありませんが、たいてい決断は先延ばしにすればするほど保守的になるので、現状維持になることが多いですよね。
だからこそ冒頭のように僕に相談してくれた人に対しては、常に「今ですよね」ということをお伝えしています。
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人生は一回しかない
結果的にじゃあ僕が言いたいことは何かというと、
「海外就職をしたいと本気で思うなら今から行く準備したほうがいい」
ということです。
どうせ人生は一回きりだし、結婚して子どもが生まれる前の独り身で自由で動ける時こそ、自分のやりたいこととか、自分の限界がどこなのかみたいなところにチャレンジしたらいいのになって思います。
むしろ22歳まで「学校」という枠に縛られていて(守られていて)、ようやく自分らしく全てを決めるスタートに立てるはずなのに、逆に自分の人生でいつ仕掛けるの?って。
今仕掛けるの?
結婚してから?
子どもができてから?
僕なら、やっぱ“今”いろいろなことにチャレンジして、それが成功しても失敗しても自分で決めてやったことであれば、それが一番後悔しない選択かなと思います。
冷静に考えたら、100歳まで生きることになるであろう僕らにとって、人生の伴侶と二人の間に生まれる新しい命と生きる第二の人生がスタートするまでに、大学を卒業してからたったの9年間しかないって短すぎる。。
これを思うと、なおさら将来のためにも「まずは自分の人生満足いくところまでチャレンジしなきゃ」という気持ちになります。
もし僕が平均通りに31歳に結婚しようと思ったら、自由に好き勝手リスクを顧みずにチャレンジできるのもあと5年しかないわけですからね。
なので、海外就職をしたいと思うのであれば、まずは無料で利用できる転職エージェントを活用して、失敗しない就職活動を行いましょう。
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これらのサービスは海外転職では鉄板なので、サクッと登録しておきましょう。
ただ登録をしてどんな求人があるのかを見るだけでもいいですが、もし本気で海外へチャレンジしよう!と思うのであれば、登録だけではなく、コンサルタントへの面談日の設定を行うことで、より海外就職への現実味が増します。
ぜひ海外就職への夢、叶えてくださいね!
英語がまったくできなかったぼくでも実現できたので、気合いさせあれば誰でも実現できます。
一歩踏み出せば夢は叶う!