カンボジアのまさとです。
長期休みにカンボジアへの旅行を計画する人が、カンボジアへ旅行する前に知っておくべきことがあります。
今回はそんな、旅行者の人が知らないカンボジアの知っておくべき5つのことについて紹介していきます。
カンボジア治安情報①ひったくりがとても多い
カンボジアの特にプノンペンとシェムリアップは、観光客が非常に多いエリアであるので、時間帯に関係なくひったくりがたくさん発生しています。
以下は、僕がこれまで聞いたことのある実際に旅行者がひったくりをされたケースです。
- トゥクトゥクで信号待ちをしていたら、バイクに乗った人に手荷物を盗まれた、ネックスレスを引きちぎられて持って行かれた。
- バイクタクシーに乗っていたら、後方から近づいてきたバイクに抱きかかえていた鞄をひったくられた。
実際にひったくられるだけで済めばいいですが、肩掛けカバンを引っ張られて、道路を引きづられてしまったというケースも少なくありません。
ちょうど1年前くらいにはベトナムからの旅行者である日本人の人が昼間にひったくられそうになり、抵抗したところ足を拳銃で撃たれてしまったという事件もありました。
ひったくりに遭ったらどう対処すべきか?
ひったくりにもし遭ってしまった場合には、命の危険も同時にあるので、抵抗しない・追いかけない・諦めることです。
とにかくひったくりに狙われないようにすること以外に対策のしようがありません。
常にひったくりに狙われるかもしれないという気持ちを持っておくことが大切です。
ひったくりの特徴は以下の通りです。
- 時間を気にしない(夜は圧倒的に多い)
- バイクの乗った二人組み(一人が運転をし、一人がひったくる係)
- バイクである程度尾行してから、タイミングを見計らっている →ずっと付けられている気がしたら、人が多いところで止まるか、どこかのお店に入るようにしましょう。
どんなに大切なものでも命には変えられないので、とても残念なのはわかりますが、諦めてください。
カンボジアにいるひったくりは常に命がけです。
これは決して大袈裟ではなく、実際にひったくり犯は捕まってしまうと、周りにいる人たちにタコ殴りにされた挙句、警察に捕まえられてしまうので、命がけで逃げます。
そのため、逃げるためには拳銃で撃つという手段も用意しているため、抵抗してはいけません。
カンボジア治安情報②スリが多い
カンボジアにはナイトマーケットがあったり、観光スポットがあったりと人が集まりやすい場所があります。
そのような場所に行けば、被害に遭う確率も上がるので注意が必要です。
以下は僕が聞いたことのあるスリの体験談です。
- 遺跡内の人混みを通った後に、リュックのチャックが開いており、中身のものがなくなっていた
- 食事中にトイレへ行った際に、机の上に置いておいた携帯電話やカメラが盗まれて亡くなっていた
- マーケットへ買い物へ行って、支払いをしようと思ったら、後ろポケットに入れていた財布がなくなっていた
- リュックの底をナイフか何か切られ破られており、中身が全部なくなっていた
スリに遭わないためにできること
スリに遭ってしまってから後悔しても遅いので、前もってスリに遭わないようにしておくことが大切です。
スリに遭わないようにするための工夫として、
- リュックを前掛けにして背負う
- 後ろポケットに貴重品を入れない
- 荷物は肌に離さず持っておく
- できるだけ人混みを避ける
以上の工夫をするようにしましょう。
大切なのは、スリをさせる状況を作らないことです。
カンボジアは日本とは違うので、席を立つ際には、誰か見てくれている仲間がいない限りは、荷物を持って離れるようにしてください。
置いたまま席を離れるとだいたい無くなります。
カンボジア治安情報③窃盗が多い
カンボジアはあらゆる手段での窃盗が行われ、僕が聞いたことのある窃盗のパターンは、マッサージ店への誘導がきっかけです。
僕が聞いた話では、見ず知らずの人がマッサージ店への客引き?を行っており、その連れて行かれるお店に入って、荷物を最初にフロントに預けたところ、マッサージ終わる頃には中身の貴重品や金品を盗まれてしまったという事例があります。
窃盗に遭わないための対策
窃盗に遭わないためにできることは以下のことに気をつけましょう。
- 自分の荷物を肌身離さない
- 知らない人や客引きには付いて行かない
マッサージでどうしても荷物を預けなければいけないと言われたら、怪しいので断るようにしましょう。
マッサージへ行く際には、できるだけ自分の目の届く範囲に荷物を置けるようにするなど工夫をしてください。
カンボジア治安情報④ホテル(ゲストハウス)への侵入による窃盗
五つ星のホテルであれば問題はないと思いますが、比較的警備レベルの低いゲストハウスや、安いホテルなどは窃盗が多いので気をつけましょう。
実際に僕の知り合いも以下のような体験をしました。
- 安いゲストハウスに宿泊したところ、鍵を開けて何者かが侵入してきた
- 鍵をかけた部屋のテーブルに置いていたパスポートが盗まれた
せっかくの旅行で宿泊している場所が安心して寝れないというのは最悪なので、安心して泊まれる場所を事前に知り合いに聞くか、少し高くても名前の有名なホテルへ宿泊をお勧めします。
カンボジアの場合には、日本人に人気なホテルやゲストハウスを紹介できるので、僕までご連絡ください。
宿泊場所での窃盗を防ぐためには
自分のいない間に荷物が漁られたり、盗まれたりすることをなくすためにも、以下のような対策をしましょう。
- あまりよく分からない安いゲストハウスやホテルには泊まらない
- 貴重品を置いて行く場合には、貴重品ボックスに入れておくか、スーツケースに鍵をかけて入れておく
以上のような工夫をして、窃盗に遭わないような環境を自分で作るように心がけましょう。
カンボジア治安情報⑤イカサマ賭博
これはカンボジアで観光客がターゲットになるよくある話です。
知らないで付いて行ってしまって、現金だけでなくカメラや携帯電話まで盗られてしまった人もいるので、ぜひ知っておいてほしいと思います。
以下のその手口です。
①レストランや路上で、アジア国籍と称する女性に話しかけられ,自宅と称する家に招かれます。(家に行くまでに大回りしたり、複雑な道を通るので覚えられない)
ここで声掛けられる内容は様々で、兄弟が日本に居たことがあるとか、日本に留学するということや、日本語の資料を見て欲しいなど、その手口はさまざまです。
②そして家に着くと、家で待っていた複数の男女から、「絶対に負けないポーカーの方法を教える。これから訪ねてくる客があるので、そいつから大金を巻き上げよう。」などと言われ、ほぼ強制的にいかさまの方法を教えられます。
他には、時間つぶしにゲームに誘われ、ポーカーを始めた後にいかさまを教えるケースもあります。
ほとんどのケースでは、ポーカーの前にご飯をごちそうになることがあり、心理的に断れない状況を作ってきます。
しかもこの時には、出口に男がおり、逃げられないようになっているようです。
③来客を待ってゲームが始まり,賭け金を置くと最初の数回は勝つものの,次第に負けが続き、結果的に持ち金をすべて取られた上,ATM等でお金をおろすしてくるように脅迫されます。(最初に貴重品を預けさせられるケースのもあり、お金をおろしに連れて行かれた挙句、そのまま知らない場所放置され、家の場所がわからないので、取りに帰れないというケースもあります)
④最近では勝負中に掛け金が増大し、支払えない分の現金を持ってきて欲しいと頼まれ、ATM等でお金をおろしたら、言葉巧みに相手方が現金を預かりそのまま逃走することもあるようです。
こちらがお金を持っていると判断した場合には、軟禁されて何度もATM等に行かされた例もあるので、注意が必要です。
海外に来ると、日本語が恋しくなってしまう人がいるので、日本語で声をかけられてしまうとついつい安心してしまう人が多いので、気をつけてほしいと思います。
イカサマ賭博に合わないようにするためには
イカサマ賭博に引っ掛からないようにするためには以下のことに気をつけてください。
- 知らない人に付いていかない
- 似たような誘い文句が言われたら断る
- このイカサマ賭博という事例を常に頭に入れておく
以上です。
こんな古典的な方法に引っかかる人がいるの?と思うかもしれませんが、かなり多くの人が引っかかってしまうようなので、ぜひこの事例を知り、絶対に引っ掛からないようにしてください。
犯罪グループは未だにこの手口でイカサマ賭博を繰り返しているようで、最近ではイオンモール内にも現れるようなので、注意が必要です。
自分の身は自分で守ろう!
以上がカンボジアへの旅行者が知っておくべき5つのことでした。
全てに共通して言えるのは、実際のこのような事例を知り、自分が巻き込まれないように行動することです。
できるだけパッと見て観光客だとわかるような服装は避けて、狙われないようにすることが大切です。
これを読むと、カンボジアは危ない国だと思うかもしれませんが、海外はどこへ行っても注意することが多く、日本とは同じでないということを理解しておきましょう。
細かいところだけしっかりと気をつければ、とても楽しめる国だと思うので、ぜひこれからカンボジアへの旅行を考えている人は、これらの事実を知っておいてくださいね。
以下の関連記事には、カンボジアへの旅行者の人が事前に読んでおくと良い情報がまとめているので、参考にしてください。