カンボジアのまさとです。
カンボジアの首都プノンペンでは、ここ数年イカサマ賭博詐欺が流行っており、多くの観光客がターゲットとして狙われています。
その手口はとても古典的ですが、言葉巧みに寄ってくるあまりに心を許してしまい、騙されてしまう人も少なくないようです。
僕の知り合いでも結構被害に遭っている人は多いので、自分こそ大丈夫!と思っていても注意が必要です。
本記事では、イカサマ賭博のターゲットに狙われやすい人の特徴、どのような手順でイカサマ詐欺が行われるのかを紹介します。
今後カンボジア旅行を計画している人は必見です。
イカサマ賭博詐欺とは
イカサマ賭博詐欺とは、単独で観光をしている日本人旅行者を狙って、
犯人の特徴
イカサマ詐欺の手口からグループは複数あると言われていますが、いずれにしても東南アジア系の男女であると言われており、ひと昔に話題になったのはマレーシア系とかでした。
この場合、カンボジア人と名乗ることがないのが特徴だそうですが、本当のところはなに人なのかは不明です。
イカサマ賭博詐欺の手口とは
ここでは、在カンボジア日本国大使館からの注意喚起されているイカサマ賭博詐欺の手口について紹介します。
まだイカサマ賭博詐欺についてよくわかっていない方は、被害に合わないために知っておくようにしてください。
話しかけてくる内容
話しかけてくる内容にはだいたいパターンがあり、
- 家族が日本にいるから日本について聞きたい
- 日本語を勉強していて日本語を練習したいから一緒にご飯を食べよう
- 妹が日本に行く予定だから、色々と教えて欲しい
などと警戒心を解くために気さくに声をかけてきます。
この時には、あなた自身に土地勘がないことを確認するために、最初の段階で、
- 日本人であること
- 短期滞在の観光客であること
を確認するような質問をしてくるようです。
声がかけられる場所
声がかけられる場所は、日本人観光客が多いエリアであるため、
- プノンペン都内の王宮
- ワットプノン
- セントラルマーケットなどの市場
- 大型ショッピングモール
などの場所が多いようです。
犯人のアジトまでの移動方法
犯人はバイクの後ろに乗せ、道を覚えられないようにするために、あえて裏路地を通ったり、遠回りをしてアジトに向かうようです。
ここで、「これはイカサマ賭博なやーつ!」と気づく人も多いようですが、命の危険から断り切れなかったとの報告もあるため、遊び半分でついていくなどはやめておきましょう。
アジトの特徴
犯人グループがアジトとして使う場所は、アパートや2~
イカサマ賭博詐欺が始まるまでの流れ
イカサマ賭博詐欺の流れは諸説ありますが、今回は最近よく聞くパターンを紹介します。
最近流行りのイカサマ賭博の流れは、以下のとおり。
アジトに着くと、一緒に食事をしたりなにげない会話が始まります。
すると、ディーラーと名乗る男が現れ、
最初はディーラーと名乗る男の言うとおり、イカサマで勝ち続けることができますが、負け役が最終ゲームと言いだし、多額の現金を掛けてきます。
そこで「あなたも現金を出さないと信じられない」などと言い、現金の準備を要求してきて、最初にアジトまで連れてきたメンバーに、「必ず勝てるから現金を準備しよう」などと声をかけてきます。
そして、ずっと待っていても、その犯人が帰ってこないことから、詐欺だと気付くというのがパターンです。
途中で気づいたら逃げればいいというように考える人も多いですが、途中でイカサマ賭博に気が付き、
イカサマ賭博詐欺に遭っても絶対にアジトに戻ってはダメ!
もしイカサマ賭博に遭ってしまい、お金を奪われてしまっても、絶対にアジトを探したり、戻ったりしてはいけません。
その理由は、もし犯人グループと鉢合わせてしまった場合、
最悪の場合、殺されてしまうこともあり得るので、勉強代として諦めるかしかありません。
そもそもアジトは複数ある可能性が高く、一度使ったアジトは放棄されている可能性が高いようです。
初対面の相手には気をつけよう!
海外に来て日本語で声をかけられたり、日本について教えて欲しいと言われると、ついつい心を許してしまう気持ちはわかりますが、そのような良心につけ込み騙して来る連中がいることを忘れてはいけません。
「せっかくカンボジアに来たのだから」と現地の方と交流したいということは、誰もが思うことではありますが、このような前例があることを理解し、イカサマ賭博詐欺に遭わないように注意してください。
ちょろまかしてやろうと思って、遊び半分でついてくのも本当に危険なのでやめておきましょう。
今後カンボジアに旅行を計画している方は、以下の記事を読んでおくと、より安全により楽しいカンボジア旅行になること間違いなしなので、ぜひ参考に参考にしてみてください。