海外就職して6年目のまさとです。
ぜんぜん海外で働くイメージが湧かないから経験者の人、教えてー!
という疑問を持つ方に向けて、海外就職をして6年目のぼくが、海外就職のメリットとデメリットを包み隠さず紹介します。
▼この記事はこんな人におすすめ!
- 海外就職が気になっている人
- 海外就職を真剣に検討したい人
- 海外就職のメリットとデメリットを知りたい人
海外就職のメリット
海外に出れば日本ではできない経験ができるということはなんとなく理解していても、「それって具体的にどんなメリットがあるの?」ということがイメージできている人は少ないのではないでしょうか。
実際メリット自体はとても多いですが、その中でも特にぼくがメリットだと感じることを3つ紹介します。
英語が話せるようになる
英語は日常的に使うことで上達します。
日常的に使うことでどう上達するのかというと、最初はなにか英語で話すときに【日本語→英語】というようにあたまの中で翻訳してから話すのが、徐々に反射的に言葉が英語で出てくるようになります。
わかりやすくいうとこんな感じ。
これはあくまでカンタンな例ですが、このように頭の中で日本語を英語に変換する作業が減ってきたら、英語は少しずつ話せるようになります。
海外就職をすれば、イヤでも英語を話さなくてはいけない環境になるので、仕事をしながら英語を上達させることができます。
しかし!
まったく英語を理解していない状態で海外へ行ってしまうと、そもそも英語を使う機会のある仕事に就けない可能性も出てくるので、日本にいる間に日常会話ができる程度は身につけておくことが必要です。
海外に出たら自然と身につくんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、0に何を掛けても0ですよね。
それと同じなので、日本にいる間に1でも2でも身につけておくことが重要です。
希少な人材になれる
今後はグローバル化が進んでいくので、海外へ進出する企業もどんどん増えていくでしょう。
その場合に、自分のキャリアに海外経験があれば、海外支社の即戦力になると判断してもらえる可能性が高まるので、転職にかなり有利です。
海外では日本人というだけで、日系企業のスタッフマネジメントや経営にタッチできたり、年齢関係なく管理職やマネージャー経験を積むことができたりするので、若くして希少な人材になれるチャンスが広がります。
適応能力が身につく
海外で生活をしていると毎日がカルチャーショックの連続です。
毎日のように「日本じゃこんなことありえない」ということが起こるので、問題に対する適応能力が身につきます。
ぼくがカンボジアで経験したカルチャーショックは以下のツイートで紹介しています。
ぼくがこれまでカンボジア人の採用活動をした際に衝撃を受けた求職者の発言ランキング
3位:「私は雨が降ったら仕事には来ません」
2位:面接ドタキャン理由「マンゴーを食べ過ぎてお腹が痛い」
1位:手ぶら(履歴書なし)+アポ無し+サンダル+短パンでオフィスに来て「今日から働いてもいいですよ」
— 荻原雅斗@カンボジア (@masato_ogiwara) 2018年8月23日
一方でこれはわりと海外あるあるなので、カルチャーショックを楽しめない人にとっては、海外生活は向かないかもしれません。
海外就職を失敗しやすい人の特徴をこちらの記事で紹介しているので、海外就職に不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。
海外就職のデメリット
海外就職にはもちろんデメリットもあります。
ここでは実際にぼくが現地採用で働いていたときに感じたデメリットを3つ紹介します。
雇用形態によっては貯金ができない
海外就職の場合には、日本の本社から出向(駐在員)の場合以外は、だいたいの人が現地採用として働いています。
現地採用の場合には、現地の物価に合わせた給与体系である可能性が高いので、現地では最低限の暮らしは保障されますが、貯金できるほどの給与ではないことがよくあります。
という方であればいいと思いますが、経験も積んでお金もしっかりと稼ぎたいと考えている場合には、現地採用では少し厳しいと思います。
こちらの記事では、実際にカンボジアで現地採用を2度経験したぼくの当時の給与を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
教育してもらえない
海外で日系ベンチャー企業に勤める場合、少数精鋭で日々の業務をこなしているケースも少なくありません。
このような会社は、責任のある仕事を任せてもらいやすい一方で、整った教育制度や自分の担当上司がいないことがあります。
そのため、受け身だと成長しづらく、社内で学べる存在が限られてしまうというデメリットがあるので、とても苦労する可能性が高いことを理解しておきましょう。
ちなみにぼくはめちゃくちゃ苦労しました。経験談はこちら。
日本の友人と疎遠になる
日本で働いていれば、休日や大型連休には地元の友人や大学の友達などと遊んだりすることができますが、海外にいると気軽に会うことができないので、疎遠になってしまいがちです。
今ではSNSなどの普及により、どこにいてもリアルタイムで連絡を取ることはできますが、やっぱりフェイス to フェイスで会えるに越したことはありません。
また20代後半になってくると続々と友人が結婚ラッシュに入ることもあり、大切な友人の結婚式に参列できないなんてこともあり、さみしい思いをすることも多々あります。
ぼくはすでに、大学のソフトテニス部の同期、地元の友人の結婚式に参列できなかったのを経験していますが、まじでさみしいです。。。
海外就職にメリットとデメリットは付きもの
海外就職のメリットとデメリットはそれぞれ存在するので、一概に海外就職が良い or 悪いということは言い切れません。
しかし、海外就職は若ければ若いほどチャンスが多い、かつハードルも低いので、もし興味があるなら、若いうちにチャレンジするのがおすすめです。
こちらの記事では、誰しもが転職の際には海外を選択肢に入れたほうがいい理由を紹介しているので、なぜ海外という選択肢が必要なのかを知りたい人は参考にしてみてください。
また、本記事で紹介したメリットとデメリットを理解したうえで、
となったのであれば、無料で利用できる海外就職に強いエージェントのdodaエージェントサービスやリクルートエージェントを利用して、自分が海外に向いているのか?働ける求人があるのかをプロのキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
海外就職をするかしないかよりも、自分が選んだ企業でどう働くのか?とか、どういったキャリアを実現するのか?ということが大切なので、一度自分のキャリアを真剣に考えてみましょう。
dodaエージェントサービスやリクルートエージェントであれば、キャリアプランや海外の向き不向きの相談もすべて無料でおこなってくれるので、利用しておいて損はありません。
もしそのほかにも海外に強いエージェントを知りたい人や、エージェントの利用方法を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
海外就職のメリットとデメリットを理解して、自分に合ったキャリアを選択できるようにしましょう!