カンボジアのまさとです。
現在カンボジアは外国人にとって海外進出・起業しやすいという状況があります。
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そこで今回は、商業省で行う現地法人(有限責任会社)・駐在員事務所/支店・個人事業主のそれぞれの設立申請手続きについて紹介します。
いずれも窓口は、商業省ビジネス登録オフィスで行います。
※注意※
本記事の情報は2018年4月現在ものです。カンボジアは日々法律が新しくなっているので、内容が変わる可能性もあるのでご注意ください。
現地法人(有限責任会社)
現地法人(有限責任会社)の設立申請手続きの必要書類は以下のとおりです。
- 登録申請書類(フォームA、A2、A3)
- 会社定款(英語翻訳証明書が必要)
- 外国籍・無犯罪証明書(所定のフォームあり)
- パスポートコピー
- 代表者の証明写真3枚(4×6)
- 銀行の証明書(登録資本の預金状況の確認のため)
現在の最低資本金は1,000ドルです。
その他の必要手続きは、
- 税務登録・VAT登録(どちらも税務局で行う)
- 労働省への登録
- 各省庁で営業ライセンスの取得
認可日数は5営業日と言われていますが、実際には約1ヶ月もしくはそれ以上で考えておいた方がベターです。
駐在員事務所/支店
駐在員事務所/支店の設立申請手続きの必要書類は以下のとおりです。
- 登録申請書類(フォームE、E2、E3)
- 会社定款(カンボジアに翻訳が必要)
- 会社登記簿の英語版(公証人役場での公証が必要)
- 日本本社からの代表者アポイントレター
- パスポートコピー
- 代表者の証明写真3枚(4×6)
- オフィスリースの契約書のコピー
その他の必要手続きは、
- 税務登録(税務局で行う)
- 労働省への登録
こちらも同様に、認可日数は5営業日と言われていますが、実際には約1ヶ月もしくはそれ以上で考えておいた方がベターです。
個人事業主
個人事業主の設立申請手続きの必要書類は以下のとおりです。
- 登録申請書類(フォームD)
- 所有者/申請者のパスポート or 身分証明書のコピーに直筆の署名 or 指紋を添えた書類を3通
- 代表者の証明写真3枚(4×6)
- 営業許可書のコピー3通
- オフィスリース契約書のコピー
その他の必要手続きは、
- 各地区の税務局に確認
こちらも同様に、認可日数は5営業日と言われていますが、実際には約1ヶ月もしくはそれ以上で考えておいた方がベターです。
※注意※
こちらの登録の場合には、すべての口座、契約、資産、ライセンスは所有者(起業家/個人事業主)の名義で登録されます。
また事業に関するあらゆる負債および義務に対しても個人で責任を負わなくてはいけません。