【注意】カンボジア国民議会議員選挙の選挙キャンペーンについて【大使館情報】

カンボジアのまさとです。

在カンボジア日本国大使館から、カンボジア国民議会議員選挙の選挙キャンペーンの注意情報についてメールが届きましたので、ここで共有します。

選挙についての情報は以下の記事でも紹介しているので、まだよく注意することなどを理解していない方はチェックしてください。

カンボジアのまさとです。 カンボジアは総選挙が5年に一度あります。 僕がカンボジアに移住した2013年はちょうど総選挙のタイミングだ...

 

選挙キャンペーンは7月7日(土)から

 

プノンペンでは大規模な行進が行われるとの報道があるので、交通規制などがされた結果、大規模な渋滞は発生する可能性が高まります。

 

  • 選挙キャンペーンの期間:7月7日(土)〜7月27日(金)
  • カンボジア国民議会議員選挙投票日:7月29日(日)

 

特に選挙キャンペーン初日となる7月7日(土)には、人民党が早朝からダイヤモンドアイランドにおいて集会を行い、その後プノンペン中心部で6万人規模の行進を行うほか、他の政党についてもプノンペンで行進を行うと報道されています。

 

この日に関しては、プノンペンの至る所で行進やデモを行われることが予想されるので、渋滞に巻き込まれてしまったら、長時間身動きが取れなくなると思っておいてください。

あくまで僕たち日本人は外国人であるため、選挙に口出しをしたり、不用意にデモに混ざったりするようなことがないようにしましょう。

▼注意

カンボジア選挙法第85条では、「カンボジアに在住する外国人が、政党または候補者を支持若しくはこれに対抗するため、選挙キャンペーンに直接的または間接的に参加することを禁じる」という規定がある。

 

日ごろから行うべき安全対策

 

いくら外国人で投票権がないとはいえ、そこで生活する以上危険は伴うので、日ごろから行うべき安全対策について紹介します。

 

・報道等により、選挙に関する最新情報の入手を心がける。
・人の集まっているところには近づかない。
・特定の政党(候補者)の非難や支持など政治的議論は避ける。
・不測の事態を念頭に置きつつ、家族、職場、知人等に所在を明らかにしておくとともに、常に連絡がつくようにしておく。

 

7日の各党選挙キャンペーン概要

 

報道機関による選挙キャンペーンの行進場所や規模は以下のとおりです。

○人民党(Cambodia people’s party)
行進:ダイヤモンドアイランド周辺からプノンペン都内全12区
規模:約6万人、車両約1,720台、バイク1万4,400台

○フンシンペック党(Funcinpec)
行進:フランス大使館周辺からハノイ通り周辺
規模:約2,000人、車両120台、トゥクトゥク300台、バイク500台

○民主主義連盟党(League for Democracy Party)
行進:フン・セン通り(60メートル通り)からリバーサイド周辺
規模:約1万5,000人、車両300台、トゥクトゥク500台、バイク4,000台

○クメールの意思党(Khmer Will Party)
行進:ロシア大使館周辺からトンレバサック区周辺
規模:約300人、車両20台、バイク200台

○クメール国家統一党(Khmer National United Party)
行進:日本橋周辺からキリングフィールド周辺
規模:不明

 

この規模を見る限り、かなり荒れることが予想されるので、当日はできるだけ外出を控えることをおすすめします。

僕は5年前の選挙もカンボジアにいたので雰囲気がなんとなくわかりますが、いつもの街の雰囲気とはまったく違います。

 

自分の身を自分で守るためにも、興味本位で出歩いて野次馬をすることがないようしてください。

 

カンボジアのまさとです。 僕のブログは「カンボジア 〇〇」というキーワードでいくつも上位表示されていることもあり、カンボジアに興味を持って...

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