在カンボジア大使館より特殊詐欺に対する注意喚起

カンボジアのまさとです。

在カンボジア大使館より特殊詐欺に対する注意喚起の連絡がきましたので、こちらで共有します。

カンボジア国内の銀行に送金を要求する詐欺

 

最近では、カンボジア在住の日本人がFacebookで知り合った人から、カンボジア国内の銀行に送金させられたという詐欺事案が発生しています。

以下大使館からの情報です。

犯人の手口とは

・カンボジア国内で○○（氏名）という日本人が死亡した。同人はカンボジアの銀行に数億円の預金がある。あなたは○○と同じ名前（姓）なので、合法的に遺産を相続できる。ついては、その手続きに係る費用（弁護士費用や税関での支払い等を理由にするケースが多い。）をカンボジアの銀行に振り込んでほしい。

・カンボジア国内で○○（日系人の氏名）という某国人が死亡した。同人はカンボジアで会社をもっている。あなたは○○と同じ名前（姓）なので、合法的に会社（又は売却したお金）を譲渡することができる。ついては、その手続きに係る費用をカンボジアの銀行に振り込んで欲しい。

・自分は某国のジャーナリストである。シリアで負傷し、現在、カンボジアの病院に入院している。入院費用が足りなくなったので、カンボジアの銀行に送金して欲しい。

・自分は某国の女性軍人である。長期休暇が取れたので各国を旅行中である。日本にも行ってあなたと会いたいが旅費がなくなった。現在カンボジアにいるので、カンボジアの銀行に送金して欲しい。

 

カンボジアでは、銀行口座開設の際、日本ほど厳格な審査等は行われておらず、使用者が特定できない携帯電話を容易に入手できることなどから、犯人が使用する銀行口座、携帯電話番号等の情報を提供しても、なかなか検挙に結びつかないのが現状です。

そのため、フェイスブックなどで知り合った者からの甘い話や送金依頼等があった場合、相手の身元や話の内容を十分に確認するなど、被害に遭わないように十分に注意してください。