カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。
多治見といえば、全国的に有名なのが陶磁器ですよね。
しかし、そんな全国的に有名な多治見の陶磁器ですが、どこへ行けば作品を鑑賞したり、購入できるのかを知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は無料で現代美濃陶芸の作品を鑑賞できるとうしん美濃陶芸美術館について紹介します。
とうしん美濃陶芸美術館とは?
とうしん美濃陶芸美術館は、「東濃信用金庫と地域の人材育成」のために建設された研修施設『とうしん学びの丘“エール”』の一施設として、平成27年5月7日に開館されました。
ここでは東濃信用金庫さんが昭和61年度から行なっている美濃陶芸作品永年保存事業で購入した作品を始め、東濃信用金庫さんが所有しているコレクションが展示されています。
中には人間国宝の方が作られたものなども展示されており、無料とは思えないほどのクオリティです。
美濃焼について
建物の中の様子を紹介する前に、まずは美濃焼について詳しく知らない人のために、簡単に美濃焼について紹介します。
美濃焼はおよそ1300年もの長い歴史を持ち、16世紀後半からの桃山陶では黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった技術を生み出しました。現在も陶磁器出荷額全国一を誇るとともに、国の重要無形文化財保持者(いわゆる「人間国宝」)を多数輩出しており、まさに美濃焼は日本を代表するやきものといえます。(引用元:とうしん美濃陶芸美術館パンフレット)
建物の中の様子
(引用元:東濃信用金庫ホームページ)
このとうしん美濃陶芸美術館は、エールという建物の中にあります。
今回紹介するのはこの絵でいう、「展示棟」の場所です。
それでは早速中に入ってみましょう!
中はとても綺麗で、ところどころに多治見を感じさせてくれる物が置いてあります。
少し奥へ進むと、とうしん美濃陶芸美術館への入口が見えてきます。
スタッフの方が館内の説明をしてくれるので、初めて行かれる方でも、中に置かれている作品のことも詳しく知ることができます。
中の様子は、行ってからのお楽しみ♪ということで、詳しい様子はここでは紹介しません。
僕は多治見出身なので、これまで陶磁器を見る機会は多くありましたが、大人になって見てみると、また違った見え方をするものだと感じました。
特にこちらでは東濃信用金庫さんのコレクションということもあり、選りすぐりの作品がたくさんあり、見応え抜群でした。
このような作品は名古屋や東京であれば、絶対に無料で見ることはできないものばかりです。
しかし、このとうしん美濃陶芸美術館であればすべてを無料で鑑賞することができます!
まだまだ新しく知らない人も多い施設であるため、知らなかった人は、ぜひこれを機会に観に行ってみてはいかがでしょうか。
美濃焼ファンの方も、まだまだあまり陶磁器について詳しく知らない人にもオススメのスポットです!
詳細情報
名前:とうしん美濃陶芸美術館
住所:岐阜県多治見市虎渓山長4丁目13番地1「とうしん学びの丘“エール”」内(詳細は以下参照)
開館時間:10:00~17:00
電話番号:0572-22-1155
入場料:無料
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、12月30日~1月3日まで
【電車でのアクセス】
名古屋駅 → JR中央線多治見駅下車(快速で35分) → タクシーで約15分
または多治見駅北口東鉄バス小名田線「虎渓山」下車より徒歩5分
【車でのアクセス】
多治見ICより約10分(住吉町5交差点より北へ約1.5㎞)