英語でのコミュニケーションで必要なのは「I eated steak」と言えること

カンボジアのまさとです。

就活の時期になると学生さんからSNSを通して海外就職の相談を受けることがよくあります。

 

その中でよく聞かれるのは、


どれくらいの英語力が必要ですか?

 

ということです。

今回はこの質問に対して、英語を全く話せなかった僕が海外生活4年過ごして感じた、英語でのコミュニケーションについて紹介します。

 

最初から100点満点の英語を話すことはできない

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僕が初めてカンボジアへ来た時は、英語を全く話すことができませんでした。

そのうえ、「正しい英語で話したい」という思いが強かったこともあり、恥ずかしくて英語での会話に積極的になれませんでした。

 

しかし、この「正しい英語で話したい」という思いこそが完全に無駄でした。

当たり前ですが、英語を日常的に使っていない人がいきなり英語を日本語と同じレベルで話すことは絶対にできません。

 

そのため、最初から完璧に正しい文法や単語を意識する必要はありません。

 

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これは日本の学校英語教育の弊害とも言えますが、スペルを間違ったり、動詞にsが抜けてたりしてしまうことが大きな問題かのような気がしてしまいますが、実際には日常会話においてそんなことは大した問題ではありません。

これを大きな問題として考えてしまうと、日常会話すらも英語でできなくなってしまいます

 

例えば、


昨日の夜は何を食べたの?

と聞かれて、


私はステーキを食べました

と答えたいだけなのに、食べるは「eat」だけど過去形は「eated」だっけ?「eat」のままだっけ?となってしまっては、たかが「ステーキを食べました」という超簡単な返事すら言えなくなっちゃいます

 

僕が思うのはこういう時には迷わず、

まさと

まさと
I eated steak!

 

と言えることが大切であるということです。

 

これはテストでは0点ですが、日常会話においては「昨日ステーキを食べた」と言いたいのだなと伝わるのでおっけいです。

そして家に帰ってから、「どうやって言えば正しい」のかを調べてみて、

「eatの過去形はateと言うのか」

とか、

「I ate a steak last night」にしたらもっと丁寧だなとか学んでいけばいいのです。

 

「英語が話せる=コミュニケーションが取れる」ではない

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逆に英語の文法を100%正しく使えるようになれば、誰とでもコミュニケーションを取れるかと言えばそうではありません。

英語が上手な人であれば通じるかもしれませんが、そうではない「英語がちょっとできる人」と話をする際には正しい文法で話すことによって伝わらない場合があります。

 

僕のケースを例にしてあげると、僕が現在関わっているカンボジアソフトテニス連盟には、英語を上手に話せる人が一人もいません。

 

そのため、僕が彼らと話す際には過去形などの言葉は一切使わないで会話をします。

例えば、

まさと

まさと
昨日〇〇へ行ったよ

 

と言う時には、

まさと

まさと
I go 〇〇 yesterday

 

と言うように話をします。

 

ここでは僕が「go」の過去形は「went」だから、「I went〜」と話をしてしまえば、相手には話が伝わりません。

 

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このケースの場合は、「英語があまりできない人」が例になっていますが、これは逆のケースでも同じことが言えます。

 

相手が英語が上手である場合には実はもっと簡単で、相手に言いたいことを伝えるように意識するだけで、下手くそな英語でも言いたいことを読み取ってくれようとするので、より会話が成立しやすくなります。

 

例えば、日本人である僕たちが今日本語を勉強している海外の人に

「昨日、私はステーキを食べます」と言われても、「この人はきっと、昨日ステーキを食べたことを言いたいんだな」と理解し、会話を続けることができますよね。

 

常に英語が母国語である人としかいないのであれば問題はないと思いますが、このように英語が第二言語である人の場合には、コミュニケーションが取れる=英語が話せることではないという認識を持っておくことが必要です。

 

英語が上達するステップ

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以上のことから僕が考える英語で上達する大まかなステップは、

  1. 荒削りの自分流の英語で話してみる
  2. 間違いに気付いて、正しい英語へ修正をする
  3. 正しい英語が自然に出るようになる

 

だと思っています。

 

僕は荒削りの自分の英語で思いを伝えることはできるようになったので、次の正しい英語を身につけるために、1月から英語学校へ通い始めました。

通い始めた当初は、日本の教育の仕方とまったく違うことに戸惑い、ついていくことができませんでしたが、今ではわずかながら上達の手応えを掴んでいます。

 

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