カンボジアのまさとです。
という疑問を持つ方に向けて、日本と海外ではそれぞれ転職に対してどのように考える傾向があるのかを経験に基づいて解説します。
転職回数に対する考え方は日本と海外ではまったく異なり、むしろ真逆と言えるくらいに違うので、もしこれから海外へ転職したいと考えている人がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
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転職の考え方は日本と海外で違う
日本と海外では転職についてどのように考えられているのでしょうか。
日本:転職=逃げ、忍耐力がない
海外:ステップアップ
もちろん、これが全員に当てはまるわけではありませんが、基本的に日本では転職はネガティブに捉えられる傾向が強く、海外ではポジティブに考えられる傾向が強いです。
なぜこれほどまでに海外と日本では転職に対する考え方が二極化されているのかを簡単に解説します。
日本の転職事情とは
最近は変化しつつありますが、日本では終身雇用制度が一般的なので、初めて就職した会社でできるだけ長く働き続けることが普通という考え方があります。
そのため、転職を繰り返すと勤続年数が短かくなってしまうと、
- 同じ仕事を続ける根気がない
- 仕事を頑張ることができない
などと考えられてしまい、転職者に対するイメージもマイナスになりがちです。
海外の転職事情とは
一方で海外の場合には、そもそも労働者側に終身雇用という考え方自体がなく、少しでも自分を評価してくれるところへ転職するのが一般的です。
そのため、
- 今よりも給与や待遇がいい
- 今の会社の評価に不満がある
という場合には、カンタンに今の会社に見切りをつけ、次の会社に転職するのが普通です。
むしろ、日本のように長く同じ会社で働き続けるということは他に行き場所がない人に見られる傾向にあります。(すべてじゃありません。)
そのため、仕事ができる人ほど他の会社からヘッドハントされてどんどん転職するので、同じ会社にはとどまることなく、転職を通して収入も経験もステップアップして成長していきます。
なぜ海外と日本では転職の考え方違うのか
海外と日本では、これほどまでに転職に対する考え方が違う理由を3つ紹介します。
実力主義だから
海外は日本のように「何年働いているか?」で給与が決まることはなく、「何ができるか?」や「どんな実績があるか?」で給与が決まります。
そのため、若くても実力のある人はそれに見合った報酬やポジションを与えられるため、長く働いているだけでは給料は上がらないどころかリストラになることさえあります。
だから海外では個人が会社に依存することはあまりなく、自分のスキルを身につけたり資格を取ったりすることで、自分のレベル上げのための努力を欠かさないんですね。
通年採用だから
海外には日本のように決まった採用時期はありません。
新卒の人でも学校を卒業した後にすぐ働き始めるのが普通ではなく、インターンシップやアルバイトなどをしたり、旅行したりする人もいます。
日本だと、採用時期を決めている会社が多いので、タイミングを逃してしまうとその会社で働くチャンスを失ってしまったりしますよね。
海外では仕事を始めるタイミングもやめるタイミングも全部自分次第で決めることができ、入社時期もさまざまなので、次年度の採用シーズンまで待つ必要もありません。
仕事にはやりがいを求める
日本では仕事は楽しいものでなく、【給料=労働の我慢の対価】みたいな考え方があり、「お金のためだけに仕事をする」という風潮が強いですよね。
しかし、海外では「自分のやりたいことをやってお金を稼ぐ(もらう)」という考え方が強いので、仕事にやりがいや楽しさを見出せなければ、そこで我慢して働くということは多くありません。(お金が重要ではないという意味ではない)
これからは日本でも転職が当たり前の時代が来る
2018年には誰もが知っているあの企業でさえ、経営危機になっているというニュースがありましたよね。
そのため、これからは絶対に企業が潰れないという保証はどこにもないので、自分で自分の身を守れるようにするためにも、どこの会社でも価値を発揮できるような経験やスキルを身につけておくべきです。
そのため、「履歴書が汚れる」などというようなことを気にして、転職を諦めてしまうのではなく、自分の価値をより高めていくためにも、積極的に転職を検討してみてはいかがでしょうか。
もし転職について何をしたらいいのかわからないのであれば、国内外問わずエージェントの活用がおすすめです。
日本国内の転職であればこちらの記事がよく読まれています。
海外への転職であれば、こちらの記事がおすすめです。
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きっと自分の新しい道を見つけるためのアドバイスをしてくれるので、今までになかった視野で仕事のことを考えられるようになるはずです。
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