カンボジアのまさとです。
カンボジアへ旅行に来る際には、ビザの取得は必須です。
カンボジアのビザは、日本国内の在日本カンボジア大使館やカンボジア名誉領事館などでも取得できますが、カンボジアの空港に着いてからアライバルビザの取得もできます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の都合に合わせて決めるのがいいかと思います。
しかし、まれに日本発の空港のスタッフによっては、「ビザを取得してからでないと出国できません」という方もいたりするようなので、時間がある方や不安な方は、事前に取得しておく方が無難です。
ここでは、日本国内で取得する方法と、現地で取得する方法をそれぞれ解説します。
長期滞在者向けのビザの延長などについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、延長について知りたい方はこちらをどうぞ。
カンボジアのビザは基本的に2種類のみ
観光で来られる方がビザを取得する際に、選択肢にあるのは「観光ビザ(Tビザ)」と「エントリービザ(Eビザ)」の二つのみです。
厳密に言えば、外交ビザ(Aビザ)、公用ビザ(Bビザ)、表敬ビザ(Cビザ)、クメール永住者ビザ(Kビザ)など色々ありますが、旅行者の方には特に関係ありません。
そのため、1か月以内の観光目的であれば、「観光ビザ(Tビザ)」を選択しましょう。
※注意※
ビザ申請する際には、パスポートの有効期間が、カンボジア入国予定日から6カ月以上必要となるので、それ未満の方は更新が必要。
カンボジアのビザの料金
カンボジアの観光ビザの料金は、日本で取得する場合には各窓口によって料金が異なるため、申請予定の大使館or領事館にお問い合わせください。(下記にお問い合わせ窓口の情報あり)
アライバルの場合には、$30となっています。(2018年3月現在)
カンボジアのビザには写真が必要?
カンボジアのビザの取得の際には写真が必要になります。
証明写真 4×6センチ
こちらを用意して申請へ行くようにしましょう。これは本記事の最後にも紹介しているアライバルビザの場合でも必要なので準備しておくのがおすすめです。
カンボジア大使館・名誉領事館での取得方法
日本国内でビザを取得する際には、カンボジア大使館、もしくはカンボジア名誉領事館で手続きを行うことができます。
ここでビザ申請に必要な以下のとおりです。
- パスポート原本(有効期間が入国する時6ヶ月以上残存)
- 証明写真(35mm×45mm)
- 査証申請書
- ビザ代(現金のみ)
基本的には、申請した当日にビザを受け取ることはできないので、余裕を持って申請をするようにしましょう。
また、カンボジア大使館・カンボジア名誉領事館で手続きを行う際には、それぞれメリットとデメリットがあるので、こちらも理解しておいてください。
メリット
カンボジア大使館・カンボジア名誉領事館で手続きを行うメリットは、
- 日本語でビザの申請ができる(わからないことがあれば日本語で質問できる)
- 日本円で支払いができる
- 公的機関が手続きを行ってくれるので安心
デメリット
カンボジア大使館・カンボジア名誉領事館で手続きを行うデメリットは、
- 近くの大使館もしくは名誉領事館まで、申請と受け取りで2回行く必要がある
- 空港で取得するよりも少し高い
※ポイント※
遠方により大使館・領事館へいけない方は、東京の大使館であれば郵便でビザ申請が可能
カンボジア大使館・カンボジア名誉領事館の情報
ここでは、日本国内にあるカンボジア大使館・カンボジア名誉領事館の情報をまとめてあります。
ビザの申請に関する詳細(料金や取得までの期間)については、最寄りの領事館もしくはカンボジア大使館までお問い合わせしてみてください。
大使館
以下は日本国内にあるカンボジア王国大使館の住所・電話番号・ウェブサイトです。
在日本カンボジア王国大使館
住所:107-0052
東京都港区赤坂8丁目-6-9
電話番号:03-5412-8521
名誉領事館
以下は日本国内にあるカンボジア王国名誉領事館の住所・電話番号・ウェブサイトです。
在札幌カンボジア王国名誉領事館
住所:〒060-0004
北海道札幌市中央区北4条西11丁目
電話番号: 011-231-3511
在名古屋カンボジア王国名誉領事館
住所:〒461-0004
愛知県名古屋市東区葵3-14-20 エルシドビル3階
電話番号:052-979-5578
在大阪カンボジア王国名誉領事館
住所:〒530-0013
大阪市北区茶屋町12-6 エスパシオン梅田ビル9階
電話番号:06-6376-2305
在福岡カンボジア王国名誉領事館
住所:〒810-0001
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館15階
電話番号:092-717-1255
※ポイント※
ビザの申請用紙は、各機関の窓口に用意されていますが、以下の在日本カンボジア王国大使館のリンクからもダウンロードできます。
ダウンロードはこちら:ビザ申請用紙 VISA Application (サイズA4)
空港でのアライバルビザの取得方法
日本のパスポートの場合には、カンボジアの空港に着いてからアライバルビザの取得ができます。
アライバルビザで必要なものはこちら。
- パスポート原本(有効期間が入国する時6ヶ月以上残存)
- 証明写真(35mm×45mm)
- 査証申請書(機内もしくは空港に着いてから入手可能)
- 観光ビザ代(30USドルが必要=2018年3月現在)
査証申請書の書き方は以下のとおりです。
初めての方にとっては少し難易度が高いので、旅行の際には以下のスクショやデータをダウンロードしてスマホに入れておくと便利です。
日本からカンボジアへの片道航空券の場合には、ビザを間違いなくチェックされるので、ビザを持っていない場合、搭乗拒否を受ける可能性があります。
そのため、初めてのカンボジア渡航であれば、
- 事前に大使館や領事館でビザを取得しておく
- カンボジアからその他の国へ移動するチケットを予約しておく
などの準備が必要です。
もしいろんな国への周遊を考えているのであれば、空港で揉めないためにも、事前に取得しておくことがオススメします。
この他にもアライバルビザにはメリットとデメリットがあるので、こちらも合わせて理解しておきましょう。
メリット
アライバルビザのメリットは、
- 日本で申請する必要がない
- 空港でそのまま受け取り可能
- 日本で申請するよりも安い
※ポイント※
海外旅行慣れしている人にとっては、そんなにハードルは高くないので、アライバルビザの取得でいいと思います!
デメリット
アライバルビザのデメリットは、
- ビザ取得窓口が混雑すると時間がかかってしまう
- 英語でのやりとり
- USドルを用意しておく必要がある
- 写真を忘れるとプラスで$5かかる(スタッフによりけり?)
※ポイント※
アライバル取得者が多い場合には、かなりの時間がかかってしまうので、空港に着いてからスムーズに外に出たいという方は、日本国内で取得しておこう!
スムーズにビザを取得できるように準備しておこう!
以上がカンボジアのビザの取得方法や査証申請書の書き方についてでした。
初めての方にとっては、少しハードルが高い部分もあるかもしれませんが、事前にある程度理解しておくことによって、スムーズに取得への手続きを進めることができます。
ぜひカンボジアへ来られる際には参考にしてみてくださいね!
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