【最新情報】カンボジア国民議会議員選挙運動の詳細【自分の身は自分で守る】

カンボジアのまさとです。

今朝、在カンボジア日本国大使館からカンボジア国民議会議員選挙に伴う注意の連絡がきましたので、ここで共有します。

これからカンボジアへ旅行をする人や、在住日本人の方は注意してください。

選挙期間中はデモによる大渋滞が起こる

（2013年の頃の大渋滞の様子：イオン前の通りを北に上がってすぐのところ）

 

今カンボジアは国民議会議員選挙の選挙キャンペーン期間中です。

選挙キャンペーンの最終日の27日（金）はプノンペンで大規模な行進が行われるという報道があるので、大規模な渋滞の発生が予想されます。

もし万が一タクシーやトゥクトゥクに乗っている際に、渋滞に巻き込まれた場合には、長時間身動きが取れなくなる可能性が高いので、注意してください。

 

ちなみに僕は2013年の総選挙の際に、このデモ行進に巻き込まれ、3時間以上気動きが取れませんでした。。。

 

カンボジア人が選挙運動で盛り上がっているからといって、遊び半分でデモに参加することがないようにしてください！

 

どうやって安全対策をすればいいか？

 

選挙期間中は危険であることがわかっても、「じゃあ実際にどうしたらいいの？」というところがわかりませんよね。

もし、選挙期間中にカンボジアにいるのであれば、以下のことを気をつけてください。

• 報道等により、選挙に関する最新情報の入手を心がける。
• 人の集まっているところには近づかない。
• 特定の政党（候補者）の非難や支持など政治的議論は避ける。
• 不測の事態を念頭に置きつつ、家族、職場、知人等に所在を明らかにしておくとともに、常に連絡がつくようにしておく。

 

プノンペン周辺のデモの最新情報

 

現在わかっているプノンペン周辺のデモキャンペーンの様子は以下のとおりです。

○人民党（Cambodia people’s party）
概要：ダイヤモンドアイランドで集会後、プノンペン都内を行進し、ダイヤモンドアイランドで解散。
規模：約25万人、車両約3,000台、バイク約5万8,000台

○フンシンペック党（Funcinpec）
概要：日本橋周辺で集会後、プノンペン都内を行進し、ソカーホテル周辺で解散
規模：約1,500人、車両約50台、バイク約500台、トゥクトゥク約20台

○民主主義連盟党（League for Democracy Party）
概要：フン・セン通り（６０メートル通り）周辺で集会後、プノンペン都内を行進し、トゥールコック周辺で解散
規模：約5万人、車両約500台、バイク約2万台、トゥクトゥク約800台

○カンボジア国民党（Cambodian Nationality’s Party）
概要：民主広場（５号線付近）で集会後、プノンペン都内を行進し、ソンポウミア寺院（オリンピックスタジアム付近）で解散
規模：約2万人、車両約100台、バイク約5,000台、トゥクトゥク約100台

○クメール決起党（Khmer Rise Party）
概要：カムコシティ（トゥールコック付近）で集会後、プノンペン都内を行進し、ベーンスレーン通り（プノンペン都西部付近）で解散
規模：約380人、車両約20台、バイク約80台、トゥクトゥク約30台

 

また、観光省が投票日前日及び当日の28日（土）、29日（日）は、レストランやスーパーなどでアルコール類の販売も規制がかかっているので、注意してください。

 

自分の身は自分で守る

 

カンボジアは日本とは違う国であるため、日本の選挙の感覚で過ごしていると危険な目に遭います。

間違っても遊び半分なノリで外出をして、選挙運動に参加するようなことは絶対にやめてください。

実際に僕も5年前の総選挙を経験しているので事情がなんとなくわかりますが、もし急用がないのであれば、家でおとなしく過ごしておくことをオススメします。

自分の身を自分で守るためにも、常に最新情報を入手するようにしましょう！