カンボジアのまさとです。
インスタグラムは、2018年6月20日に縦型の長尺動画サービスである「IGTV」を発表しました。
これは今までの横型コンテンツから、新しいタイプのコンテンツとして、YouTubeとの差別化を図るようです。
本記事では、IGTVについての簡単な紹介とインスタグラムが考えている今後の展望についてまとめました。
IGTVの誕生の背景とは
そもそもインスタグラムは2012年にフェイスブックの傘下に入り、すごい勢いでユーザーを増やし、現在の月間アクティブユーザーはなんと10億人(YouTubeは19億人)を超えました。
そのような流れがあるうえに最近では、
- 10代のテレビ視聴時間は5年前と比較し、40パーセント減少している
- 有料サービスのNetflixでも縦型動画が増えている
という背景もあり、インスタグラムはYouTubeの独壇場となっている動画プラットフォームに参入することで、若い世代の取り込みを狙うようです。
IGTVの主な特徴
IGTVの特徴は、
- スマホの画面に合わせた縦長動画
- 一般ユーザーが投稿できる動画の長さは10分(フォロワーの多い人は最大60分!)
- ライブ配信には未対応
- エンターテイメント性を重視(身内で日常をシェアするものとは少し異なる)
- 現在は広告収入はなし
- インスタグラムと連動
- パソコンから動画投稿ができる
IGTVはインスタグラムと連動していることもあり、インスタグラムのアカウントを持っていれば新しいアプリをダウンロードする必要がありません。
IGTVの課題点
IGTVの課題は、
- 動画の撮影と編集は大変なので見返り(広告収入など)がないと需要が伸びにくい
- 不適切コンテンツのチェックが大変
最近では、海外YouTuberの不適切動画につく広告による、広告主へのイメージダウンなどがきっかけで、広告の出稿を取りやめる企業が出てしまったことで、YouTuberの広告単価が落ちています。
このように不適切動画の管理は動画が長ければ長くなるほど、コンテンツチェックの作業量が増えてしまい大変です。
ここにはマンパワーも必要となるので、どういう管理体制になるかも注目されています。
IGTVの今後の展望
IGTVの今後の展望は、
- 将来的にはライブ配信にも対応
- スマホで動画コンテンツを見るのが当たり前の10代ユーザーの獲得
- 将来的には広告による収益化も検討
としていて、今後の新しい動画
新しい動画プラットフォームとなる可能性を秘める
今後IGTVの立ち位置としては、
- 正方形で1分未満の動画:通常投稿
- ライブ感をだす:ストーリーズ
- 縦型の長時間動画:IGTV
という使い分けになっていくと思います。
これまでのインスタグラムにもYouTubeにもない新しい動画のプラットフォームとして、新しい需要が生まれそうな感じです。
新しいものにはまずトライしてみることが大事なので、とりあえず僕も使ってみました。
IGTVの攻略方法に関しては、ゆうこすさんのIGTVをいち早く使って分かった勝ち方がとても勉強になりおすすめです!
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