ソフトテニスがオリンピック競技になるためには〜前編〜

カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。

2020年には東京オリンピックが開催されることが決まりました。

そこでなぜ日本発祥のスポーツでもあるソフトテニスがオリンピック種目にならなかったのか、なぜソフトテニス愛好家が日本に700万人以上いるのにもかかわらず、正式種目にならなかったのか。

 

ソフトテニスの時代を作ってこられた小峯先生が夢として終わらせないために発起人として始まったこのプロジェクトは、多くのソフトテニス関係者の記憶に新しいのではないでしょうか。

いろいろな人がいろいろな憶測をしているので、正しい情報を前編と後編に分けて、ご紹介していきたいと思います。

オリンピック種目になる条件とは

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そもそもオリンピック種目に選ばれるためにはどのような条件が必要なのでしょうか。

開催国での普及がされていればいいのでしょうか?

もちろんそういうわけではないことは周知の通りだと思います。

 

そこで(財)日本オリンピック委員会のオリンピック憲章で紹介されている『競技プログラム、競技・種別・種目の出場資格の認定』について紹介していきましょう。

少し長いので、いくつかピックアップして簡単に説明していきます。

1.1.1 オリンピアード競技大会のプログラムに含めることができるのは、男性によっては、少なくとも75か国、4大陸で、女性によっては、少なくとも40か国3大陸で広くおこなわれている競技のみとする。

 

以上のようにあります。

今回のソフトテニス世界選手権@インドの参加国を見てみると、男女合わせても26カ国しか出場できていません。そうなると、実際の規定よりも大幅に競技参加国が足りてないと言えます。

 

36(引用元:http://softtennis.in/nomber-of-participat.html)

 

日本ではとても盛り上がっている競技なので、もっと頑張ればなんとかなるのではないか?と思う方も多いようですが、競技・種別・種目を加えるための承認基準の中に以下のような文言もあります。

4.1 オリンピック競技大会のプログラムに含められるためには、
いかなる競技、種別、種目もこの規則で定められた条件を
満たしていなければならない。

 

以上のように、東京オリンピックだからこそチャンスということはないようです。

しかし、今回の東京オリンピックまでに出場条件を満たせなかったからと言って、今後ソフトテニスがオリンピック競技になることはないのでしょうか?

ソフトテニスがオリンピック競技になる可能性は?

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結論から言うと、将来的にはソフトテニスがオリンピック競技になる可能性はあると思います。

東京オリンピックへの参加は厳しい
と日本ソフトテニス連盟が各都道府県へ発表した見解書に書かれたいたように厳しいと思われます。

 

しかし、将来的には参加できるタイミングがあるのではないかと思います。

その理由としては、オリンピックアジェンダ2020の提言の中の提言10の三つ目には、

 

OCOG(Organising Committee for the Olympic Games)が当該オリンピック競技大会のオリンピック・プログラムに、1つまた は複数の種目を追加すると提案することをIOCは容認する。

 

とされているので、100%ありえないかと言えば、そうではないということになります。

しかし、実際には今後ソフトテニスが普及している国でオリンピックが開催されたとしても、規定をクリアしていないと採用される可能性は低いのかもしれません。

ソフトテニスがオリンピック競技になるためには?

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以上のことを踏まえソフトテニスがオリンピック競技になるためには以下の条件を満たす必要があるということです。

  1. ソフトテニスの競技参加国数が男子75カ国4大陸以上、女子40カ国3大陸以上になるということ。
  2. OCOG(Organising Committee for the Olympic Games)がソフトテニスを参加種目として認めること。

上記のことはもちろん簡単にできることではありませんが、日本ソフトテニス連盟は報道されないだけで多くの海外普及活動をこれまでやってきてくださいました。

 

そのため、いつかそれらの活動が実を結び、ソフトテニスがいつかのオリンピック種目として選ばれると信じています。

また、ベースボールマガジン社の【ソフトテニスマガジン】さんや、個人ブロガーでもあるソフトテニスオンラインの【ぉまみさん】やナロスポーツの【ナロさん】も、ソフトテニスの普及には相当な力をかけてこられています。

 

実際に僕が現在コーチをさせていただいているカンボジアチームが世界選手権へ出場することができたのも、日本ソフトテニス連盟からのご支援があったからです。カンボジアはそれまでチームを構成できるほどの競技人数はいませんでした。

 

ここで紹介した理由はほんの一部でしかないため、東京オリンピックへソフトテニスが参加できない理由は他にもいくつかあります。詳細は後編へ続きます。

 

前編のまとめ

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僕自身ソフトテニスは小学4年生から大学4年生までの12年間ずっとやっていたこともあって、ソフトテニスがオリンピック種目になるという夢は、現役を退いた今でも尚持ち続けています。

世界選手権で男子日本代表が金メダルを獲得した瞬間を目の当たりにした時、言葉では言い表すことができないほどの喜びを感じました。(船水颯人選手の世界選手権決勝の試合はこちら。

 

ソフトテニスの歴史が始まり、今年で132年目を迎えます。

オリンピックという舞台にソフトテニスが立つためにも、その問題と現状を知ることがオリンピック種目へ選ばれるための第一歩と思い前編を書かせていただきました。(後編に続きます)

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