ソフトテニスをやめた(やめるとすれば)理由はなんですか?

カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。

7/8にツイッターで、こんなアンケートを実施しました。

 

1769人の方にご協力をいただくことができ、貴重なデータを取ることができました。

ご協力いただいた皆様、拡散してくださった皆様ありがとうございました!

 

今回はこのアンケートをとってどのようなことがわかったのか?ということをまとめます。

ソフトテニスをやめてしまう人の74%は「お金」が関係

 

まず僕が今回このアンケートを通して知りたかったことは、「お金が理由でソフトテニスをやめる人」がどれくらいいるのか?ということでした。

このアンケートでは、お金(生活)に直結する項目は、「プロがない」と「お金を稼ぐスキルにならない」です。その他の中の約3割(約6%)の人たちもお金に関わることが理由であったため、全体で見ると74%の人がソフトテニスをやめてしまう理由に「お金」が関係していることがわかりました。

 

トッププレイヤーを目指す前にやめてしまう

 

今回のこのアンケートの対象は「ソフトテニス競技者(愛好者)」であり、年齢によるくくりはありません。

僕のツイッターのフォロワーは中高生が多いので、メッセージや返信を見る限り、7割程度は高校生以下で、残りの3割は大学生以上の方だと予想しています。これは僕のフォロワーの年齢層や拡散してくれた人たちの年齢層をもとに予想しているので、それほど大きなズレはないはずです。

 

アンケートへの回答でいただいたメッセージや返信の中に、

「このアンケートはオリンピックやプロやお金を稼ぐというポイントしかないため、トップ選手向けであり大多数向けではない」というご意見をいただきました。

しかし、僕はそうは思いません。

 

確かに、「オリンピック」「プロ」「お金を稼ぐ」という面だけを見れば、トッププレイヤーのことのように思いますが、ポイントはトッププレイヤーになることを目指す前にやめてしまうところにあります。

 

(日本ソフトテニス連盟の年代別会員登録人数)

 

こちらの図でもわかるように、中学生から高校生へ上がるタイミングで競技人口が大幅に減少しています。

つまり、義務教育を終えて自分の人生を選択しなくてはいけない15歳という早い段階で競技から離れてしまう人が多いのです。実際に、僕たちの代の奈良にいた全国優勝経験のある選手は高校へ上がるタイミングで硬式テニスへ移行してしまいました。

きっと競技を続ける先に「お金を稼げる仕組み」があれば、これほどまでの減少は起きないのではないかと思います。

 

カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。 僕はカンボジアのソフトテニスチームに関わり始めた頃から"あるキーワード"を掲げて...

 

その他の理由はソフトテニスだけに限らない

 

このアンケートでは、その他の項目を設けており、そこではメッセージを含め様々な意見をいただきました。

前述どおりですが、その他の中でも約3割はソフトテニスではお金を稼げない、生計を立てられないという部分に繋がりますが、残りの7割はソフトテニスだけに限らず、他の競技でも当てはまる意見でした。

多かった意見は、

  • プライベート(仕事)の時間とのバランスが取れない
  • 自分の住んでいる地区でやれる場所がない
  • 人間関係
  • 競技の変更
  • ケガ

 

が中心でした。これらの意見はソフトテニスでなくても、他の競技でもやめる理由として当てはまるものです。

そのため、やめてしまう理由の大多数を占めるソフトテニスを通じてお金を稼げる仕組みを作ることがもっと必要なのではないでしょうか。

 

プロがない=お金が稼げるスキルにならないではない

「プロ=お金を稼ぐ」という認識は間違っていないと思いますが、「プロがない=お金を稼ぐことができない」というわけではありません。

プレーヤーから派生していく職業で最も分かりやすいのはコーチです。

実際に元世界ランキング1位の浅川さんは、HYPROJECTでソフトテニスのスクールや講習会を行っています。

 

 

このスクールは浅川さんが自らコーチとして行うものもありますが、すべてを一人でこなしているわけではなく、それをサポートする数名のコーチがいます。

当たり前ですが、HYPROJECTのコーチはみんながみんな元世界ランキング保持者であるわけではなく、浅川さんのコーチングノウハウである浅川メソッドを習得したコーチが教えているので、実績がないとコーチができないか?と言われればそうではありません

そのため、まずはこのように“ソフトテニスコーチ”という職業が硬式テニスのプロコーチのように増えていく仕組みづくりが必要なのかもしれません。もしくは、ソフトテニスコーチとして生計を立てられるように、多くのクラブに営業をしたり、自らスクールを開校するという選手が出てくると面白いのではと思います。

HYPROJECTを見てみる

 

アンケートへのご協力ありがとうございました!

以上がツイッター上で行ったアンケートのソフトテニスをやめた(やめるとすれば)理由についてのまとめでした。

ソフトテニスは〇〇年後になくなるスポーツでも書きましたが、今後ソフトテニス競技人口はどんどん減っていきます。

このアンケート結果を持って8月1日(火)に日本ソフトテニス連盟に提案に行ってきたいと思います。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

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